カルティエ時計のタンク サントスの魅力に迫る
カルティエを時計メーカーとして見る視点が日本に育ってきましたね。時計屋さんのカルティエというよりは、高級革バッグとかライターのカルティエ、あるいは男性ならタバコのカルティエがお馴染みかもしれませんが、カルティエを時計メーカーとして見たとき、語れるものはスンゴク深いんです。カルティエの時計には、まさに欧州の宝飾品の歴史が刻まれています。
カルティエの創業はもう130年以上も前。1874年にルイ・フランソワ・カルティエが開いた小さな工房が始まりです。カルティエはジュエリーやファッション性の高い時計が原動力となって人気を拡大していったのです。もともと時計をメインフォーカスの一部としていたカルティエだから、日本で人気が高まるのも当たり前ですね。
カルティエの時計の定番は、なんといっても「タンク」でしょう。カルティエ時計の中では別格。130年超のカルティエの歴史の中には当然、戦火がパリを襲った時期もあって、「タンク」はパリ開放のシンボルとして製作されたようです。それにしては洗練されたカルティエの時計デザインを持っていますが、ルイ・カルティエが戦車の轍にヒントを得てデザインを起こしたのだとか。日本でのお値段は、カルティエ時計の正規店だと40万円程度から、ネット通販で30万円前後からとなっているようです。とってもシンプルなデザインのタンクですが、カルティエ時計の歴史・欧州の歴史を刻んだ名モデルです。カルティエ時計で四角のボックス型といえば、それはタンクの代名詞。
カルティエ時計のもう一つの定番は「サントス」。なんだかサッカー選手のような名前だけれど、ちなんだのはパイロット。カルティエ時計にしてはガッチリしたシェイプなので男性でもハード系を好む人にお勧めですが、それも当然、パイロットが飛行中でも扱いやすい、見やすい時計をカルティエがデザインしたわけです。お値段はタンクよりは少しお手軽ですが、希少モデルは50万円超もザラ。パイロットウォッチなので、ベルトはメタルよりも革の方が、「それっぽい」かもしれません。後にパイロットウォッチでは色々なブランドが出ますが、実はカルティエ時計は、この分野では最古参ともいえる歴史なんですね。ファッション性も備えながら、パイロットウォッチ、、、カルティエ時計らしくさりげなく格好いい。